近畿地区委員長という顔の他に、田辺市社会教育委員という顔も持つラーキム委員長であります。
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ということで本日は社会教育委員会の会議に出席するため、本宮行政局までやってまいりました。
合併前の本宮町役場なんですが、普段私が住んでいるのがこのあたりなんですが、 本宮行政局は何とこのあたりなのですっ! !
所要時間は約1時間半、 和歌山方面に向かって車を走らせれば十分に和歌山市に到達できるほどの時間です。
遠い・・・いや、遠いからこそ行く価値がある!
2007年度の京丹後も、2008年度の新宮も、遠いからこそ行く価値があるのです!!
話は本宮に戻りますが、行ってみて本当に素晴らしいところでありました。
行政局の隣には熊野三山の一つである熊野本宮大社があり、 それだけでも霊場に来ているという思いから身が引き締まる思いがします。
ちなみに本宮行政局の建物はこれです。
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とても元・町役場には見えません。(^^;)
遠目に見ると千と千尋の神隠しの舞台にあった湯屋みたいに見えます。
一時間ほど遅れて行ったため会議自体は終わっており、ちょうど会議後の勉強会が始まるところでした。
同じ社会教育委員の坂本先生が講師をされ、熊野古道についてのご講演をしてくださいました。
と言いますのも坂本先生は「熊野本宮語り部の会」の会長をされており、 年間で100回以上も観光客を連れて熊野古道を歩いておられるという大ベテランの現役語り部さんなのです。
お話は大変面白く、また学識に富んでいて、一時間半ほどの講演時間がアッという間に過ぎるほどでした。
私も三年ほど前に語り部さんと一緒に熊野古道を歩いたことがあり、 そのときも非常に楽しく歩いた記憶があるのですが、熊野の地にまつわる話は奥が深く、一度や二度では語り尽くせない、 そして何度聞いてもまた聞いてみたくなる、そんな魅力のあるお話ばかりで、今回も本当に楽しく聞くことが出来ました。
このブログを読まれている皆さんにも是非一度、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」 に触れてみていただきたいと心から感じた一日でありました。
P.S.
2008年度近畿地区会員大会で新宮に来られるときなんかチャンスではないかなぁ?なんて思ってみたりするのですが・・・。 (^^)