最後の最後の任務

今日は旧田辺市内もうっすらと雪化粧するほどの寒さでありました。

昨年の今頃はどエライ雪が降って、田辺市内の交通が麻痺したこともありました。

さて、そんな中、午前中に事務局に行き、理事長として最後の任務を完了してまいりました。

先日の総会が最後の任務だとばかり思っていたのですが、総会の議事録には理事長（議長）として署名・捺印が必要だったのでした。すっかり忘れていたこともあり、私が最後の署名人。内容は事前に確認済みだったので、速やかに署名と捺印を済ませました。

感無量！と言って終わるのが普通の感覚なのでしょうか。

何だか自分の中には形容しがたい微妙な感覚だけが残っています。自分を追い込みながら書き上げた事業報告、例会のタイムスケジュールを破壊しながら話し尽くした忘年例会、あれだけ書きまくって喋りまくったにもかかわらず、振り返る余裕もなく走り抜けた2011年の歩みは、自分の中できっと総括しきれていない部分があるのでしょう。それらはこれからゆっくりと一年をかけて、振り返っていきたいと思います。昨年の「新しき一歩」を礎として、2012年度の歩みが力強く、私たちの目指す明るい未来に向けて真っ直ぐに進んでいくことを、しっかりとこの目で見届ける必要がある。そのための一年を直前理事長として与えられている。「ボーナスイヤー」とはよく言ったものです。

自分に与えられた新しいチャンスに「感謝」し、そして2012年度の青年会議所運動に取り組む現役メンバーに対する「敬意」、この2つを胸に抱きながら「直前理事長かつ特別会員」という当LOMにとって特殊な立場を精一杯楽しみながら過ごしてまいりたい。公益社団法人の理事長印を握ることも今日が最後、その最後を味わいながら本年の歩むべき道を感じた2月のある日でございました。