昨晩は当青年会議所の公益法人格取得記念式典・祝賀会を開催させていただきました。初代理事長を務められました金谷照男先輩をはじめとする歴代理事長の皆様、OBメンバーの皆様に多数ご臨席賜り、エリア外からは和歌山ブロック協議会 玉置会長をはじめといたしまして県内各地青年会議所の全ての理事長様方にもご臨席いただき、かつてないほど盛大な催しとなりました。現役メンバーの皆様にも多数ご出席いただき、本当に有り難うございました。
2008年の公益法人制度改革より議論を重ね、メンバーの英知と勇気と情熱を結集して多くの課題をクリアしてまいりました。この公益法人格の取得は、そんな私たちにとって悲願とも言えるものでありました。
公益取得にあたっては賛否を含めた議論が繰り返されてきましたが、最終的に公益取得の意思決定に至った背景には諸先輩方が取り組まれてきた事業があり、それらを振り返って一つ一つを吟味してきた結果として、いずれも公益性の高いものであったこと、そしてその思いを引き継いできた私たちが行っている事業も全て純粋に地域の健全なる発展を願ったものであり、こうした公益事業を行っている私たちにとって、公益法人格の取得以外に選択肢はあり得ないという思いで取り組んでまいりました。
個人的な話になりますが、これまでお世話になった多くの先輩方にご出席いただき、先輩方同士、また現役メンバーとの交流の中で、世代を超えた繋がりを持てたこと、また同じく法人格移行の問題に取り組んでおられる県内各地青年会議所の皆様と意見交換の機会を持てたことは、大変大きな意義があったのではないかと感じておりますし、メンバー一丸となってそうした場の設営に取り組んでいただけたことは理事長として大変うれしくありがたく感じています。
公益法人としての取り組みは法人格の取得自体も重要ですが、今後の継続的な取り組みも取得以上に重要であると感じています。法に基づいた適正な会の運営も求められるでしょうし、事業の公益性はもとより書類の整備もこれ以上に厳しいものが必要となってくるかも知れません。県内の青年会議所として最初の公益法人格取得であり、このことは和歌山県における青年会議所運動の公益性を、私たちが尖兵となって証明し続けていかなければならないということに他なりません。大変な重責ではありますが、メンバーの力を合わせることで必ずクリアできる課題であると、私は確信しています。今の白浜・田辺JCにはその力があると信じています。
語り尽くせぬ思いがあり、書いているうちにも沸き上がる思いがどんどん溢れてくるところではございますが、まずは式典・祝賀会にお越しいただいた全ての皆様、そして欠席とはなりましたが温かいメッセージを寄せてくださいました先輩方に厚く御礼申し上げたいと思います。
P.S.
式典冒頭で述べさせていただいたご挨拶で、若干わかりにくい部分があったかも知れません。この12月に発行されますJCニュース(記念すべき第500号!)に詳細な内容を記載させていただいておりますので、そちらをご参照いただければと思います。郵送以外には公式ウェブサイトよりダウンロード可能となっておりますので、もしよろしければご一読くだされば幸いです。
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