勝手にしやがれ!

いやはやジュリーは大好きなんですが、Windows Update後に勝手に再起動されるのは困ったものです。
昨晩も勝手に再起動をかけられて、ちょっとイラッときたのでアップデート後の再起動を抑制する方法を書いておきます。

ネットで検索してみたところ二つの方法があるようです。

一つはローカルグループポリシーエディタから設定を変更する方法です。
スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]を開き、gpedit.mscを実行します。

設定項目がたくさんありますが、下記の通りにツリーを辿っていきます。
[ローカルコンピュータポリシー]-[コンピューターの構成]-[管理用テンプレート]-[Windowsコンポーネント]-[Windows Update]

この中に目的の
[スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しない]
という項目がありますので、これを[有効]にします。設定が終わったら再起動することで、設定内容が反映されます。

もう一つの方法・・・と言いますか、各OSのHome Editionに類するバージョンの場合、グループポリシーエディタ自体が存在しないようなので、必然的にレジストリを手動で修正する方法を取ることになります。

スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]を開き、regedit.exeを実行します。

レジストリエディタが起動しますので、以下のキーを探します。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU]

ここでNoAutoRebootWithLoggedOnUsersという値を探します。存在しない場合はDWORD値として新規作成します。
項目値をダブルクリックして1に設定します。
こちらも設定後、Windowsの再起動が必要です。

ここからはオマケです。
たまたまテストした環境がWindows 7 Pro だったので、上記2つの値が本当に同じものかどうか試してみました。
結果だけ書いておきますと、グループポリシーで変更した値はレジストリに反映されます。しかしレジストリの値を変更するだけではグループポリシー側は変更されませんでした。(つまり矛盾が生じます)
システムが実際にどちらの値を見て挙動を変えるのかは分かりません。実際に来月のWindows Update配信で確かめることも可能ですが、君子危うきに近寄らず、両方とも「勝手に再起動させない」ように設定しておくのがベターと言えるでしょう。これで少し安心。(^^;)

さらに詳しく知りたい方はMicrosoftのKBをどうぞ。

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このブログ記事について

このページは、Youichi Kimuraが2010年4月29日 10:26に書いたブログ記事です。

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