実家の書棚から古びた文集が出て来ました。見つけた母が嬉しそうに私に見せてくれた文集、 それは私が小学6年生のときのものでした。
27年前・・・何の因果か私の作文が地元の新聞に掲載されたことがあり、 当時も両親が大喜びしていたことから私は今でもそのことを覚えていました。
文集のタイトルは「もし私が○○○だったら」。 私の場合は「もしもぼくが遊園地の社長だったら」でした。
内容はこの場で発表できたものではございませんが、一言で言いますと子どもなりの将来に向けた「夢」 を綴ったものでした。
私たちは幼き日の夢を、どれほど失わずに持ち続けているのでしょう?
そして大人になった自分自身の夢は何なのでしょう?
常日頃から自問しているテーマに、遠い過去から時を超えた問いかけがあったように感じました。
そして驚いたことが一つ。文集の裏表紙には見慣れた懐かしいエンブレムと社団法人 白浜・田辺青年会議所の文字があったのです。
この文集は何と、創立17年目の白浜・田辺JC(畑上和彦理事長)の教育開発委員会(篠岡良尚委員長) の委員会事業で作成されたものでありました。てっきり学校の授業の一環で書いたとばかり思っていた作文が、 紀南のいくつかの小学校に協力してもらい5~6年生の子どもたちから募集したものだったのです。
JCの存在はおろか、まさかその15年後にJCに入会することなど、 当時の私には知るはずもないことでしたが、思わぬところでJCとの接点があったことを知り、 当時の先輩方の熱い思いに触れることが出来たような気がして、何だか嬉しくなった私だったのでありました。
ちなみに私の作文の最後は下の一文で締めくくられていました。(日本語おかしいですが)
ゆめがこわれないうちにご見物下さい。
どういう意味なんだ、これ?
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