今回のお買い物

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買ったのはスタースイート9と、iPod touch用のインイヤー式ヘッドホン(リモコンとマイク付属)です。横にあるiPod touchはサンタさんからのプレゼント(笑)です。

スタースイート9はJavaで有名なSun microsystemsの統合オフィスソフトです。ワードとかエクセルの互換ソフトウェア、と言った方が分かりやすいかも知れません。ワープロ、表計算、プレゼンテーション、図形描画、データベースなどの各種アプリケーションがセットになっています。今回からPDFを編集する機能が追加されたり、MacOSX版が同梱されるなどパワーアップしています。(前バージョンはWindowsとLinuxのみ対応)
販売元は格安のソフトを販売していることで知られているソースネクスト。日本でスタースイートのパッケージ販売を始めたバージョン6から全て扱っています。(ちなみに私は全て買っています。)
面白いのが使用されている媒体で、CDやDVDではなくUSBメモリ(1GB)に収められているのです。中身はTrancendの1GBタイプ(JetFlash V33)が使われていましたが、価格比較サイトでの最安値が430円となっており、8GBの安いものなら1,000円程度、16GBでも2,000円台で買えてしまうご時世に、積極的に手が伸びる代物ではないでしょう。コストパフォーマンスが悪くなり市場で売れなくなったものを大量に買い叩いて流用しているのが正直なところなのではないかなと感じてしまいます。
パッケージには「インストール後も活用できる」などと書かれてますが、原価の上昇分は販売価格に転嫁されているだろうし、同じ買うならソフトを低価格にしてもらった方が差額で大容量のものを選ぶことが出来ます。どちらがユーザーにとって親切かは言わずもがな。そんなこんなでソフトウェア自体は好きなのですが、販売している会社の姿勢にいささか疑問を感じた買い物でございました。(※ダウンロード販売もありますが価格差はわずか5%で350円。私はビックカメラの10%ポイント還元の方がお買い得と感じたので疑問を感じつつもUSBメモリ版を購入した次第です。)

ちなみにオープンソース版のOpenOffice.org 3.0.0というのもあります。無償で利用可能ながら機能的にはほぼ同じですので、気軽に試してみたい方は是非どうぞ!
今回の3.0.0からは見た目がMSオフィスっぽくなって、文書同士の互換性も以前より向上しているみたいです。


さて、もう一つのお買い物、インイヤー式ヘッドホン。心斎橋のアップルストアで購入しました。9,400円(!!)なり。
行く前は普通のイヤフォン(3,400円)を買おうと思っていたのですが、最初に行った千日前のビックカメラでは見つけられず、店員さんに聞いてみたところ、店頭販売していなくてネットで買うしかないと聞かされました。事前調査ではネット上で1~2週間の入荷待ち状態、しかしせっかく大阪に来ているのだから何とか入手して帰りたい、公式の直販店に行けば何とかなるんじゃないか・・・そんな期待を持ちつつビックカメラを出てアップルストアに向かいました。

20分ほど歩いてアップルストアに到着。そもそも自分自身がオシャレと無縁な人種のため、やはりアップルストアの雰囲気には圧倒されます。店員さんはカジュアルな感じでフレンドリー、周囲の客も全員オシャレ人種に見えてきて、何だかここにいてはいけない感じがします。(笑)
それでもMacBookユーザだし、iPod touchも持ってるし、立派なApple顧客なんだと自分に言い聞かせていざ店内へ。

売っている商品の大半がアップル製品のため、他のパソコン専門店に比べると圧倒的に商品点数が少なく、店内が広々としています。結果として目的のものを見つけやすいというのは、滅多に行かない人間にとって有り難いことです。
カウンター前にあるヘッドホンコーナーにてインイヤー式を発見、しかし目的の廉価版イヤフォンが何処にも見当たらない。インイヤー式もカッコいいし、本来音漏れ防止&遮音効果の高さからカナル型を愛用してきたことから出来ればインイヤー式を買ってしまいたい、しかし6,000円の差額ってどうよ、たかがイヤフォンされどイヤフォン、あぁ・・・。
などと思いつつ意を決して店員さんに安い方(3,400円)のイヤフォンはないのかと聞いてみたところ「店頭にあるのはこれのみです。」と、つれないお返事。ここまで歩いてきた道のりを思い返して落胆していると、すかさず店員さんが私の襟元から覗くカナル型イヤホンを発見し、「あ、今もインイヤー式をお使いなんですね。やっぱりインイヤー式を愛用されている方にはこっちがオススメですよ!」としきりに9,400円のタイプをすすめてくる。それも絶対の自信を潜ませた、何とも人なつっこくてイヤミがない笑顔で!!
そんな笑顔を見ていると「あぁ~、アップル製品は最高なんだ。私はインイヤー式を買って新しいエクスペリエンスに出会うべきなのだ。」と洗脳されたような、妙にすっきりした気持ちになってきて、「じゃ、これ買っちゃおうかな。」などと、まるで家電量販店で冷蔵庫の購入を決める主婦のごとく、インイヤー式(繰り返しますが9,400円!)を買ってしまったのでありました。
応対していただいた店員さんは中年の男性でしたが、体型もスマートで決して若作りをしているわけでもないのに若々しい雰囲気を持っている方でした。同じ商品を買うにしてもネットより店頭(アップルストア)で買った方が妙に気分がいい、というオタロード界隈のパーツショップでは絶対に味わえない不思議な体験をすることが出来ました。
でもやっぱり帰り際に店の入口付近で見かけた若い女性の店員さんに相談した方がさらに気分良く買えたかなぁ~なんて思ったキムキムだったのでありました。

大枚をはたいて買った今回のイヤフォンを買ったのには狙いがありまして、新しいiPod touch(第2世代)にはマイク入力の機能が搭載されており、当たり前ですがマイクを接続すると音声を取り込むことが出来ます。具体的な用途として、SkypeやGoogleトークのアカウントを利用して音声通話が出来てしまうのです。(Nimbuzzというソフトを利用)
もちろんパソコンを使えば同じことは出来るのですが、無線LANが使えるところなら何処でもiPod touchをVoIP端末として利用できるという点に魅力を感じました。これがiPod touch購入に至った大きな理由の一つであったりします。おっとと、サンタさんにもらったことになってたんでした。(^^;)
ゆくゆくは各家庭にこういうのが設置できるとさらに理想的かな、とも思ってます。




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コメント(2)

なかなか読みごたえのあるアップルストアレポートです。
キムキム兄さんの内面がリアルに感じ取れるお話ばかりで興味深く拝読した次第です。。。

最後のリンク、skypeは興味ありますねー。長年の懸案事項が早く解決したいなと思っている次第です。

コメントありがとうございます。

いやぁ~、SkypeにまつわるVoIP環境の件は本っっっ当に永きに亘る懸案事項でございますよ。(^^;)

Logitecのこれなんかも良さそうなんだけど実際どうなんでしょ?

社内に置いて使うのも有用だと思いますし、やはり究極の目標は「IPケータイ化して固定料金で通話し放題!」ですよね。フリースポットがもっと増えてくれればなぁ・・・。

NTTあたりが断固阻止しそうな感じはしますが。(^^;)

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このブログ記事について

このページは、Youichi Kimuraが2008年12月29日 15:36に書いたブログ記事です。

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