某所で実験的に導入してみました。
1日に平均して約300通の迷惑メールが届く環境で、 これまではPOPFileを利用していたのですが、届くメールの99% が迷惑メールフォルダに放り込まれる現状をどげんかせんといかん! と思い立ち、GMailとの併用に踏み切りました。
まずはGMailでプロバイダのメールを取り込みます。 GMailには強力な迷惑メールフィルタが搭載されているので、大抵の迷惑メールはこの時点で取り除かれます。
続いてGMailのPOPアクセスを許可。
この時点で、受信に利用しているOutlook Expressでの設定を変更しなくてはならないわけですが、そこは便利なものが提供されているわけで、 設定を自動的に行ってくれるツールが利用可能です。
とりあえず面倒なプロセスを省くべくツールを実行。 何回かクリックするだけで簡単にアカウントの追加が行われました。多分予備知識ゼロでもOKな感じです。(^^)
これでGMailを経由してOutlook Expressにメールを取り込むところまで進みました。 残るはPOPFileを経由するのみです。が、ここで躓いてしまいました。
結果から言いますと、GMailへのPOPアクセスにはSSLを利用するワケですが、 普通にPOPFileをインストールしただけではSSLを利用できるようになっておらず、 SSLオプションを有効にして再インストールすることでうまく行きました。
具体的にはコマンドラインから setup.exe /ssl とオプションを付けるだけ。超簡単です。
これに伴いPOPユーザ名が複雑なことになりまして、
pop.gmail.com:995:GMailメールアドレス:ssl
という長ったらしいものになります。
ついでにPOPFileがバージョンアップしていたので最新版をインストールしておきました。
以上の設定を済ませてようやくメールの受信が出来るようになりました。 念のため送信テストも行いましたがこちらも問題なし。
これで1日平均300通の迷惑メールが使用者の目に触れることなく処分できる環境が整ったわけで、 今後は快適なメールライフが送れそうです。(^^)
最後になりましたが、迷惑メールフィルタにも誤判定はあります。 しばらくはGMailの画面にアクセスしたり、POPFileのフィルタリング結果を確認したりして、 必要なメールが捨てられていないか確認する作業が必要になりますが、 膨大な迷惑メールを受け取らされる徒労感を考えれば多少のメンテナンス作業も苦にもならない・・・かな?
P.S.
MacOSXのアップデート10.5.2がきました。(ASCII.jpの記事)
早速適用してみましたが、あんまり変わっていないような・・・?
もともと不具合を感じていなかったので変化が分からないのも当たり前といえば当たり前。
とりあえず目に見える範囲で気付いたのは、上側に表示されているメニューバーの透明度が少し変わったのと、
TimeMachineのアイコンが表示されるようになったぐらいかな。
グラフィックドライバも新しくなったみたいなので、少しは高速化しているのかも。(^^;)
もう少し様子を見てみます。
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